自担が爆モテリアコの称号をゲットした話
まあ髙橋優斗くんの話なんですけど。
「産みたい」「産んだ」「いや産んではなくない？」「私は産んでないな」「孫だし」と私の中で孫にしたいJr.ナンバーワンぶっちぎり優勝で圧倒的孫枠に君臨している髙橋優斗くんが、どうやら最近めちゃくちゃモテていてびっくりしている。ちょっとずつ人気が上がってきていることも驚きと共に嬉しいのだけれど、それ以上になぜか爆モテ路線を突き進め始めて大混乱を極めています。優斗くんと机を隣り合わせてお勉強する場面とかちょっと私は想像できない……だって孫だし……授業参観とか行って一緒に牛乳パックで工作とかしたいよね……（小学校）
事の発端は恐らく2017年4月に行われたジャニーズ大運動会だと思われる。私の観測している狭いインターネットでの話になるけれど、どう考えてもあの野球からジャニオタに見つかった感があった。東京B少年の那須雄登くんとのバッテリー。緊張気味で上手くいかない那須くんを上手になだめてコントロールする優斗くん。大事な局面でヒットを放つ優斗くん。ジャニーズなのに野球にガチすぎて常にヘルメットを被っている優斗くん。実況席からやたらと推され続ける雄登くんと優斗くん。敢闘賞を受賞する優斗くん。物語性の溢れた高校生の青春ドラマは瞬く間におたくの心を掴み、「あれ、髙橋優斗ってこんなにかっこよかったっけ……？」と気付かれ始める。可愛い次世代ジュニア（あまりよくわからない子）から、今をときめくガチリアコ（気を抜いたら降りてしまうやべえ）への第一歩を踏み出した瞬間である。
それから怒涛のクリエ期間に突入し、MC頑張る優斗くんはレポという形で広く拡散されていくこととなった。
その頃辺りに生まれた「#はいはいユウピ付き合って」というタグがめちゃくちゃバズり始める。みんながこぞって彼氏にしたい優斗くんの画像やエピソードを投下し始める。タグを少し覗くだけでそこに広がるリアコワールド。沼はすぐ底。ここで一気に「え、待ってゆうぴリアコ枠じゃんやばい」という風潮が広がり始める。なんだかよくわからない小さい子たちが、ちょっと気になる中高生たちに昇格し、そして精神年齢を青春時代に引き戻されたお姉さんたちの心に最年長髙橋優斗くんが爆モテリアコとして刺さり始める。そしてついに、
リア恋Jr.枠で1位を取ったみたいです。（サンプルが少ない＆偏っているといえども114人のJr.担の中から30人が優斗くんと回答しているという事実はなかなか強いのではないかと思われる）
口癖が「自担は8ちゃいだから仕方ない」な私はこの結果にめちゃくちゃ驚きました。本当に優斗くんのこと8歳児と勘違いしているのでらじらー聴いてるときとか基本的に優斗くんは床に足ついてないと思いながら聴いてる痛いおたくです。（本当は安井くんより普通に背が高いけどその事実を未だ受け止めきれてないです）
今までずっと数多のジャニタレに対して「通帳取られて貯金全額持ち去られたいよ～！」とかわめいていた私も優斗くん相手には「年一でおばあちゃんの家にやってきた優斗くんに5000円のお年玉あげたい。かわいいポチ袋用意しなくちゃ」などと言い出す始末。孫なので。世間との乖離がすごい。
しかしその一方で、優斗くんがリアコ枠に収まる気持ちが分からないでもないのです。別に、特別甘い台詞を言うようなタイプではない。女にモテてますみたいな雰囲気を醸し出しているわけでもない。特に気が利くタイプでもないし、なんならDT経験がほとんどなさそうな顔をしている。しかしそんな優斗くんが持っている圧倒的な力として、「その辺にいそう力」というのが挙げられる。圧倒的にその辺にいそう。というかクラスにいるんだよなあーいうやつ。学校中からモテるわけではないし必ずしもみんなの憧れの的みたいな存在じゃないけどクラスの女子の半分くらいが隠れて狙ってるやつな。わかる。いる。優斗くんがリア恋になる理由は「恋」の部分じゃないんです、「リア」の方なんですたぶん。リアルにいそう、リアルにいたら、と存在を身近に感じさせる優斗くんだからこそ、リアコなんです。彼の発言にキュンキュンしたわけではなくても、彼の行動にドキドキしたわけではなくても、彼は確かに記憶の中にある高校の教室の一番後ろから二番目の席に座っているんです。居眠りして、後ろに座っている友達に消しゴム当てられて、「ええっ！？」っていきなり立ち上がって先生に怒られる愉快な男子高校生そのものなんです。つまりもうこれは、自分の精神が高校生にタイムスリップさえすればすぐに恋が始まってしまうんです！！！！
たぶんこれが髙橋優斗最強爆モテリアコ説の一因ではないかと思いつつ、やっぱり私にとって自担はどこまでいっても孫なのでうむ……と思う今日この頃。ニンテンドーSwitchが品薄で手に入らない弱いおばあちゃんでごめんね！いつか買ってあげたいよ！！（私より確実に稼いでいるであろう自担に届くように月に向かって吠えています）
